Cat in the Red Boots 2006/9/20 14:00-17:00

これまた薄い記憶になってきましたが、覚えているうちに観劇感想ー。箇条書きにて。
(ネタバレ、台詞バレ注意!あと、ほとんど感想のみです:汗)
■観劇前。

  • ファンタスティポ以来のグローブ座にテンションアップ!
  • 「客層が…やっぱいつもと違うねえ…。」女子多し。新感線通常舞台は男女比4:6ぐらいかと。年齢層も比較的若かったなあ。
  • パンフとストラップを買う。メタルマクベスDVD予告編がかっこいいー!

■開演。

  • 開演前の注意をメタルさん。

「今日、舞台を観るのが生まれてはじめての人ー?」「観劇中は、携帯の電源をぜったいに切りましょうねえ。」と‘お母さんと一緒’ばりの小学校低学年向け(!)注意説明有り。‘きょ、今日の客層ってそんな説明いる、かな?’と少々唖然。(が、後ほどしっかり本編に絡む説明コーナーだった。>ジャグリングを用いた説明とか。さすがだ!)
しかーし、ユーモアたっぷりのこの説明コーナーがあったにも関わらず!休憩挟んだ第二部で携帯鳴らしたバカモノが居た!幼稚園からやり直せ!(怒)

  • ハリー・堀田、ハーマイ・鬼塚、ロン・太秦

制服の黄色がまぶしかった(笑) なんてさわやかさのないハリー達。(万年落第しているという設定だったから良し:笑)
‘きゃー、粟根さーん(ハリー・堀田)’とのっけからの登場を喜びつつ、主演の斗真がなかなか登場しなかったので、‘だ、大丈夫?客席の斗真ファンのお嬢さん方、引いてない?’と少しハラハラした(笑)

  • 斗真とまりかちゃん。

まず、赤い靴を履いた猫:ノラ役のまりかちゃん。
かーわーいーいーv 女の子のアニメ声があんなに可愛いものだって、初めて知った!(笑) こんな可愛い子がこんなアニメ声なら、そりゃ池袋のジュンク堂に私も並ぶよ!(←台詞にあったのです。まんだらけのような本屋さん?)
台詞をまくしたてるように話さなきゃいけないところは、やや一本調子になるところはあったものの、溢れんばかりの可愛さで見事にカバー。斗真ととってもお似合いでしたv

そして斗真。新感線舞台の斗真を観ることが出来て、本当に嬉しかったです!
周りを固めるは百戦錬磨のツワモノ劇団員(笑)なので、非常にピュアでまっすぐな男の子に見えました。ダンスや、殺陣(これよー!)の時はきりり!としてて、カッコ良かったです。
途中、梶原善さんにアドリブでからかわれて、頑張ったけど素にもどっちゃった瞬間なんて、これも、かーわーいーいーvって感じでした。
そう、もう主演の二人が可愛くて、元気いっぱい。この舞台はとにかく「若さがまぶしかった。」これに尽きます。だから、NEXUSなんだなあ。
(あ、ちょっと残念だったのは斗真の役名がそのままトウマだったこと。うーん、役名は全然別で良かったのでは?自身の名前を使うことで、本人と役をだぶらせる効果が必要だったのか…というと、観終った今、特に必要なかったのではと思います。何か全然別の狙いがあったのかもしれないけど)

  • 百戦錬磨のツワモノな皆様(笑)

今回の物語は童話が元、ということで、ものすごく判りやすいストーリーになっていました。登場人物も童話にちなんで、ラプンツェル、グリム、ヘンゼルとグレーテルにイソップ、アンデルセン…といった具合。
ちょっと子供っぽすぎるんじゃ…?と劇が始まったばかりの時はやや不安になったものの(正直、斗真が童話の世界の着ぐるみ達と、夢の世界で踊りだしたときは、あれ?どうしよう…と:笑)そこは百戦錬磨の新感線。とにかく押して押して笑わせたかと思ったら、あっという間に観客を童話の世界に引きずり込んでいました。普段の公演の大音量ロック!バトル!裏切り!ラブ!(下ネタ!:笑)などの新感線エキスはだいぶ薄めていたものの、しっかりと注入するところには抜かりなく、という感じだったので、さすがだなあ、と感心しました。
そういえば、美しい王子:ヘンゼル役の河野さんは登場当初から最後まで、爆笑をさらっていた。すごい(笑) あと、劇団員ではないけれど、グレーテル姫のすほうれいこ嬢!綺麗な子だなあ。しかも声も凛としてて素敵だった。

  • 悪役マオ。

梶原善さん。吉原御免状のときもたいがいカッコ良かったけど、ひょうひょうとして、しかもサリーちゃんのパパみたいな頓狂な髪型(笑)しても、すごいイカした悪役だった!もう大好きv
「チャック下ろすのもだりいぃ。」ってアドリブだったんでしょうが、笑いました。

  • だって、ヤっちゃったんだもーんっ!!

最後の対決で、悪役竜王マオに大打撃を与えた斗真のひと言(笑) 若さって素敵。
‘ああ、斗真大人になって…!’となんだか客席中が感慨にふけっているような空気を一瞬感じたのですが、気のせいでしょうか?(笑)

  • まとめ。

面白かったです。キャストの若さみなぎる感が眩しくて。その若さに負けねーぞ!って感じの大人たちも素晴らしかった(笑) 劇場が狭いから、キャストが客席通路を縦横無尽に走り回るし。
斗真、また新感線舞台出てね!若さにあてられに行くから!(こんなこと書くようになるなんて、なんかおばちゃん度を実感:泣)

■番外。

  • 1階最後列ドアのすぐ側。

という席でした。ステージを見る分には全く問題なく、しかも通路がすぐ側なので、キャストがばんばん通って楽しい(笑) ドアを出るぎりぎりまで演技しているので、「お母様、式場はどこがよろしいでしょう」「そうね、平安閣なんてどうかしら?」というアドリブ台詞をその一角だけで笑って楽しんだりしてましたv 舞台上から逃げ出したヘンゼル河野王子が「ドア開けろよおっ」と叫びながら走り去っていったのも笑った。

  • 追っかけじゃないですからー!!

カーテンコールが終わると同時に、ドアから飛び出し劇場外へ!(次のケリ様公演に間に合うために必死でした)
ドアの外、入り口までの短い通路を走る私たちの前には、すぐ近くで観劇されていた嵐の桜井君の後姿が!‘これじゃ、翔くんの追っかけで走ってきたみたいじゃないか!?違うんですちがうんです、ごめんなさいー!’と心の中で謝りながら、途中で翔くんが方向を変えるまで数秒間、後ろを走ってました。あとで、えびちゃんに聞いたところ、彼女も‘追っかけじゃないですからー!’と心で叫びながら走っていたらしい(笑)なんか、途中にエレベータがあって、翔くんはそちらに行ったそうです。
まあ、でも、この人もすごい美しい横顔でした。(劇中、通路をみやるたびに目に入るすぐ近くにいたのです)

以上。(わー、ケリさん、こーちゃんより断然長いおぼえがきになっちゃった:笑)